5)日光

2013年4月11日 (木)

続・日光の真実 Part2(現在の放射線量:H.25年2月20日測定)

首都圏にある多くの小中学校では、国から「汚染状況重点調査地域」の指定を受けている日光を課外授業先(修学旅行などの)としています。
私たちは自分の子どもも対象となった事から、事故後すぐに「観光安全宣言」を発表した日光市に疑念を抱き、現地の放射線量率を自分で確かめたく修学旅行行程ポイントを中心とした測定を始めました。

昨年3月頃、日光へ初めて測定に行きました(当時は、もっと早くから現地測定を始めればよかったと後悔)。
その頃、日光市は除染計画を策定し8月頃から子ども達の活動場所を中心に除染作業開始(*1)。現在も進行中だと思われますが、計画通りであれば校庭等の敷地内はひとまず除染作業が終了しているはずです。そしてこの事と今年3月にセシウム134の半減期が訪れた事から、現在の日光はどうなっているのか?放射線量がどの程度改善されているのか?を確認する為、再度測定に行ったところです。

現在までに5度ほど放射線量測定で日光に行きました。
今回は、初めて測定に行ってから約10ヶ月後の平成25年2月20日です。一番の目的は定期的な線量測定ですが、現地状況と実際の放射線量測定を通し、事故以来、市民や観光客などに対し日光市がとってきた怠慢な対応が改善されているか否かを確認する意味もあります。
こういった事も含め、記事の最後に私たち個人の考えを考察として記載したいと思います。

以下は、その測定報告ですが、環境が昨年とは異なります。積雪による影響を考慮の上ご覧頂ければと思います。

*1)H.24年8月、一部の学校を除き小中学校では夏休み中に除染作業を終えています。但し、校内(校庭)中心の作業となっています。校外へ一歩足を踏み出すと通学路も含め高線量のまま放置されているのが現状です。

添付資料:日光市HPに掲載されている除染状況について
2012年12月25日現在の除染実施状況pdfファイル


[測定報告]
◎今回使用した測定器
堀場 Radi PA-1000、RADEX RD1008、ポリマスターPM1703MO-1B

今回測定した数値右カッコ内に、理論上の数値、(前回測定した数値をもとにして)セシウム134半減期の影響を考慮し計算した数値を記載してあります。前回、測定していない場所の記載はありません。
計算方法:今回の測定値×0.8(セシウム134:137≒4:6で換算・事故後約一年後の比率)

参考資料:東京都環境局HPの放射性物質の半減期 を参考にしました。


【日光宇都宮道路 日光口パーキングエリア】


◎案内板前 積雪あり 0.197μSv/h (半減期換算:ab.0.2μSv/h)、約1m。
*2012年4月時は0.251μSv/h 但し積雪無し
Nikkogutipa1

◎木のベンチ上 0.16μSv/h β線が28カウント、直置き。
Nikkogutipa2

◎歩道高さ1.5メートルで0.176μSv/h。 (半減期換算:ab.0.21μSv/h)
*2012年4月時は0.255~0.263μSv/h 但し積雪無し
Nikkogutipa3

◎駐車場内 高さ1.5メートルで0.179μSv/h
Nikkogutipa4



【いろは坂】

◎道路は雪が積もっていてチェーンが必要
Iroha

◎いろは坂途中の休憩エリア
Aketi1
雪の上でも0.723μSv/h、直置き。 (半減期換算:ab.2.6μSv/h:積雪の為測定場所がずれている可能性あり)
*この場所は2012年4月測定時、堆積土上で3~4μSv/h



日光いろは坂・途中の休憩所(雨樋下)の動画
5.252μSv/h、直置き。(半減期換算:ab2.191、昨年時は、地上5cm測定なので比較にはなりませんが)
*H.24年4月の時は、地上5cmで2.739μSv/h。 


【日光江戸村周辺 放射線量】

日光江戸村周辺放射線量(地面から約1.5m)
0.23μSv/h前後。(半減期換算:ab.0.224μSv/h)
*2012年4月測定時 0.2後半~0.3μSv/h以上



【国道121号川室歩道橋の下】


◎川室歩道橋
Hodoukyou

◎歩道橋支柱下
Hodoukyou2
色が白くなっている部分は、高圧洗浄機をかけたと思われる跡で左側半分だけ。
行政が行ったのであれば(仮定として)乱暴な作業で、名付けて『とりあえず高圧洗浄除染』か!?このコンクリ上の数値は0.16μSv/h程度。雨樋下のコンクリ部分のみを高圧洗浄機等で清掃しただけのようで、これは除染作業と言えるものではない。こう言わざるを得ない根拠として、そのコンクリ周り、雑草の上では、0.73μSv/hを計測。ベータ線も13カウント。
そして、傾斜している先の堆積土は1μSv/h前後(堀場ラディ:直置き)。

*私達が回った範囲でのことですが、公共の場所にある雨樋下は多くの場所(バス停など)で、高圧洗浄をしたと思われる痕跡が不自然に残っていた。不自然というのは、雨だれ部分だけが白くなっている様子。これが偶然ならば摩訶不思議で、普通ではないと感じる私達がおかしいのか?それとも自然にこうなったのでしょうか?

歩道橋の動画
 



【国道121号 栗原入口バス停(東武鬼怒川線沿い 新高徳駅付近)】

Kuriharabus
空間で0.247μSv/h。(地上約1.5m:堀場ラディ)



【車中での数値】

車中であるのに0.2μSv/hを超えるところも。
(当然ながら、車中は遮蔽効果により車外よりも線量が低めに出ます。)
Gpstotyu




【安良沢小学校 小屋裏】

◎小学校の裏の小屋
Arasawa2

◎草刈り(清掃した)後のようです。
Arasawa1
(*2012年8月24日測定時は7μSv/hくらい)
前回よりも線量が高くなっていました。現場状況として昨年と異なるところは、除草(清掃)してあること。草の厚みが減少し地面に近い部分での測定です。


安良沢小学校裏 放射線量動画





【清滝小学校前】

◎清滝小学校入口前の歩道橋下
Kiyotaki1
この歩道橋は、屋根が設置されているためなのか、雨樋下の線量が周囲に比べて高いという事はありませんでした。しかし歩道橋下堆積土や歩道橋から十数メートル離れた道路脇の堆積土とも例外なく高めで、0.8μSv/hくらいの数値でした(堀場 Radi PA-1000 での計測)。

Kiyotaki2

◎清滝小前 道路歩道下の堆積土

Kiyotaki3





【小百小学校横の畑】

◎畑の前 空間で0.324μSv/h
Kobyaku

小百小学校 隣の畑の放射線量1 動画


小百小学校 隣の畑の放射線量2 動画

*2012年8月 小学校前の空間線量はポリマスターPM1703MO-1Bで0.3μSv/h。

*今回、小百小学校正門前の車中計測で0.21μSv/hでした。
(測定器:ポリマスターPM1703MO-1B)



日光市は除染実施計画に基づき、子どもが長時間生活する施設(小中学校や保育園・幼稚園など)を優先して除染実施、校庭・園庭の表土(3cm程度)の入れ替えをしたそうです。

その除染結果が市のHPにUPされています。
2012年12月25日現在の除染実施状況pdfファイル

この結果を見ると、小百小学校は地上50cmでの平均線量で除染前0.35μSv/h⇒除染後0.14μSv/hとなっています。
昨年、夏休み中に行われた除染作業を現地で私たちも見ています。
(別記事参照:日光市内小学校の除染作業レポート 平成24年.8月に現地視察)
校庭の土の入れかえ等により学校の敷地内の線量は、日光市の発表している通り低減しているのだと思います。しかし、一歩外に出れば子供たちにとって優しくない状況のままです。このままで良いわけがありません。行政が除染をやるべきなのですが、実際は現状何の動きも無いようです。



◎[お知らせ] ここで実際に除染活動を行なっている市民グループについて・・・ちょっとだけ。

東葛地区で行政とも協力して市民レベルで除染作業を行っている方達がいます。その地域に居住する方達、特に子ども達にとってとても貴重な有志団体だと思います。
出来るならば、この様な方たちを見本として、汚染度の高い日光を含めた地域全てで同様の事が行えれば、行政が動くのを待つよりも、より早く安心を得る事のできる近道になり、現状では最良な方策ではと思っています。
日光地域でも放射能問題で活動している方々がおられる事は承知しています。その方々も含め、どなたか地元住民の人達で「自分達もやってみよう」という方が出る事を期待して書いています。
(部外者の私達が言う事ではないのかもしれませんが、ただ私達が知っている、事故以来実際に除染活動してきた事で培った『術』を知っている方達を頼る事は悪い事ではないと思ってのことです。どうかご理解いただければと思います。)

子ども達の為に、一肌脱ごうという方が居られましたら是非お願いします。上記しました除染作業を行なっている方たちとの仲介や情報提供もさせていただきます。HP上のメールフォームより連絡下さい。



本題に戻り報告の続きを・・・

【東照宮参道】
◎東照宮西参道 積雪(凍結状態)あり
Tousyo1_2

Tousyo2_2


◎参道横の杉林落ち葉の上 0.201μSv/h。(半減期換算:0.184~0.304μSv/h)
*2012年4月測定時 0.23~0.38μSv/h
Tousyo3_2


◎参道横の杉林内は空間でも0.374μSv/h
Tousyo4_2


駐車場端(杉林中)に集められた枯枝、枯葉の上 0.53μSv/h
Tousyo5



【川口市⇒日光 車中放射線量マップ:1分間隔】
*今回も「ポリマスター」による線量マップを作成しましたので添付します。
上が今回で、下が約一年前のものです。比較してみて下さい。
両地図とも車内に計測器「ポリマスターPM1703MO-1B」を固定して測定した数値です。

◎2013年2月20日測定(今回)クリックで地図が開きます。
Map220


◎2012年4月測定(前回)

Mapnikko

*クリックで地図が開きます。地図スクロールにより川口までの線量を確認する事が出来ます。PC操作で「μSv/h」の目盛り位置調整、航空写真表示、ポイントごとの数値表示等が出来ます。




【日光輪王寺の大香炉】

Rinnoujikouro
この大香炉前で測定器を近付けたところ、線量が跳ね上がったのですが、事情により時間をかけた測定が出来ませんでした・・・お線香の煙のせいなのか、香炉に溜まった灰のせいなのか原因が特定出来ず。

【東照宮参道⇔輪王寺徒歩での空間線量マップ:10秒間隔】
◎こちらは車から降り、徒歩にて(地上約1m)測定したときの線量推移です。
Maprinnouji


大香炉の部分で数値が跳ね上がっています。
参道横の杉林の中も空間で0.23を超えていました。

私達の感覚で、日光市の公表する数値は信じていいと思います。しかし、公表しているポイントの選定が緩いと感じます。相対的に低めの場所のみで、「より安全に」といった姿勢が感じられません。
日光市の線量表を見ていると、ある事に気付きます。空間線量と地表近くの線量に差が殆んど無い事です。逆に空間の方が高いポイントも多くあります。これが!日光の特徴的なことなのです。森林(日光杉など)が多く自然豊かな場所であることが、こういった線量分布で表れてくるのです。空間線量の方が高いという事は、地面の放射性物質を除去しただけでは線量が下がらない事になります。大変困難で通常よりも大掛かりな除染技術・作業が必要になります。空間線量が高い理由・・・普通に考えれば日光杉などの樹木に付着した放射性物質の影響ですが、空気中にイオンとして漂う放射性物質の影響と考える人たちもいる事から、より被曝(内部被爆)に注意しなければなりません。
先ずは、東照宮などにある杉の枝を伐採すること!
日光市行政は、これぐらいの事を軽く行なうくらいでないと、十年後も今とそう変わりないままですよ、きっと。

[お線香のベクレル測定 : 輪王寺売店で購入]
大香炉に使われていたお線香は輪王香(りんのうこう)というお線香で、材料は白檀、沈香だそうです。
今回はこの輪王香ではなく、ここで販売されていた日光杉100%のお線香を購入し、放射能測定所にっこり館に測定依頼しました。結果は検出限界未満でした。
*気になるところの検査に出した線香の原料、日光杉の伐採時期は不明との事です。

【結果】
セシウム134+137の合算値
検出限界未満<22.7Bq/kg 
Dcim0227_2

これで測定値の報告はおしまいです。


[考察]
 ~ 今回測定してみて・・・ ~
今回の測定は、二月の平日で観光シーズン前ということもあり子ども達の姿を目にする事は殆どありませんでした。(今回、足を運んだ場所のせいもあるかと思われますが・・・)

放射能問題における子ども達への影響については、保護者や地域コミュニティなどが関心を持つかそうで無いかで大きな差が出ると考えます。その原因として表立った所では、国や地域行政そしてメディアが無関心で怠慢な対応しかしていない結果そうなると考えます。一番分かりやすい理由は『風評被害』という都合のよい言葉で全てを括り、終わらせてしまっている事。真実は、風評被害ではなく『実被害』:実際に放射能汚染されている物や場所であるのに、この事を曖昧にする結果、一般市民は不安感を抱き、更にその不安感は助長されるのです。

本当の風評被害は、日光市のように、汚染地域である『行政』が行なってきた『真実の隠蔽』が原因で生じた事象なのではないですか!!自分達で自分の首を絞めてしまった事を、「自分達は、何も悪くなく、被害者なんだ」という。
汚染されているもの(食物や場所)と、汚染されていないものの線引きをしないで、全てを
一緒くたにしてしまった事。
この一番の責任は、長である『市長』にある。

◎日光市長が、原発事故
以降最初に行なったおかしなこと。
原発事故のあった3月11日から、ひと月も経たない4月上旬には『日光市観光安全宣言』を宣言している事。内容は、「日光市は、水も空気も食べ物も安全です」というもの。

修学旅行等で子ども達を日光へ連れて行くという事は、上記のような普通で考えておかしな事も全て受け入れるという事です。私達の住む川口市行政・小中学校の校長先生も例外ではなく『日光市の行なってきた矛盾』を受け入れているという事。
子ども達に勉強を教える教育者の長である校長先生、そしてその方達を管理監督する教育委員会の方達は、もう一度勉強し直した方がいいと思います。と、私は思います。


私たちにとって一番身近な存在の市町村行政の責任はとても重いものです。日光やその他の汚染地域を課外授業としてる地域では、子ども達の事を考えて自分達(お役人)の考えで積極的に放射能防護の為に施策を講じている市町村は皆無ではないでしょうか!?
大きさに関係なく市民の一部の人間が、行動をし行政等に働き掛けて初めてお役所の方達は重い腰をあげます。こういった動きのある地域に居住する子供たちは相対的にみて多少は放射能防護出来ているのかもしれません。
放射性物質が各地域に飛散してから既に二年が過ぎました。世の中の風潮として、放射能問題が既に過去の事のように捉えられ、何もなかったかの如く生活をされている方が殆どです。私はこういった事に強い違和感を感じますが、本当にこのままでいいのでしょうか!?実際は何も変わってないのに・・・。

今回日光へ行ってみて再確認しました。
日光市も以前と何も変わっていないと(半減期分の減少はありますが)。日光のように「汚染状況重点調査地域」に指定されている地域では特に顕著に確認できます。
基本的な事ですが、放射性物質は勝手には無くなってくれません。それゆえ、スポット的に放射線量が下がっている場所でも、すぐ近くには逆に以前よりも高線量な場所があったりと、いわゆる『移染』が生じただけという事でしかないのです。
日光市で測定しているとこういったスポットが数多くあります。日光市が特別ではなくどこでも同じなのです。(川口でも同様で、荒川河川敷が分かり易く、移染を確認できます。)
ただ日光市は原発事故による元々の線量が高い分、数値として確認し易いだけという事です。

最近知った事ですが、この状況下日光市は、除染作業に計上していた予算を当初計画よりも減らす動きがあるという事です。報告文中にも先述したとおり、小中学校などの敷地内は除染作業により一定の線量低下は成果として出ています。が、一歩外へ出ると、通学路などで高線量のまま放置されているのです。
この状況下なぜこのような事に・・・。想像にすぎませんが、市民世論(観光実績も含め)の関心の薄さをいいことに、日光市行政が都合よく収拾させようと考えた結果と思えてなりません。
以前、地元の方から聞いた事ですが、日光も含め汚染地域に居住しておられる方々は、その地域で「放射能問題や放射線量など」について発言する事が困難な雰囲気があるといいます。この事は、地域コミュニティにおいていろいろな事が複雑に絡み合ってしまっている事による弊害なのではないでしょうか。隣近所との関係を今まで通り保つためには仕方がないんだと・・・。
こういった地域行政が、この様な市民感情を逆手にとり、自分達の都合の良いように利用しているのだとしたら・・・などと疑ってしまいます。

私達が日光に特別執着しているように感じる方もいるかもしれませんが、日光が嫌いなわけではありません。放射能汚染が無ければ大好きな観光地の一つでした。自分達の子供も対象となった事から、ただ入り口がたまたま日光であっただけで同じような地域が多くあることは承知しています。しかし、個人的な活動としては限界があるのと、実際に私たちの地域の子ども達が修学旅行などで訪れる事がほぼ100%である事が理由で日光を測定しています。
また、昨年度、娘の学校では川口市内で唯一修学旅行を日光から箱根へ変更した事もあり、校長先生の判断の正しかった事を引き続き証明しなければならない事も理由の一つです。私たちは、校長先生の変更理由(詳細は過去にブログ上で掲載した別記事にあります)に関係なく、結果が全てであるという考え方で納得しています。

4月に入り、新年度が始まりました。
例年ですと、早いところでは、来月から日光へ修学旅行に行く事になります。
我が家では、対象の子どもはいませんが、新六年生の保護者の皆さんの多くは、日光の放射能汚染について何も知らずに普通に笑顔で子どもを送り出すのでしょう。または、知っていても他人事のように「どうにもならない事でなるようにしかならない」といった考えでいる方もおられるのではないでしょうか!?
これで良いのでしょうか!?・・・と、以前はむきになっていましたが、正直なところ現在の心境としては、他の家庭の事まで考える事も無いのでは?と思う事も多くなりました。
将来、子どもの健康に放射能の影響が生じたとしても、その時にその親が全ての責任を負えばいいことなんだと。
あの時、もっと注意していればよかった・・・と後悔しても遅いことです。子どもに何かしらの影響が出た時、親がその時になって納得できる責任の取り方があるのか?とも思います。
小学生に、放射能防護する能力はないし、する責任もありません。その責任は保護者である親や家族にあると思っています。

そして、内容が重なりますが、子ども達に対して保護者同様に責任が重いのは、地域行政だと思っています。
私たちの住む川口市も、日光修学旅行については大きな過ちを犯していると今でも思っています。川口市行政(特に教育委員会)が、子ども達の事を真剣に考えてまともな行動をしていれば簡単な事を、お役人の得意な『タテ・ヨコのしがらみ』を理由の一つとして、子ども達の為になる事を何も出来ないでいること。
私たちの知る限り、川口市行政で日光へ足を運び現地状況を確認した人間は一人もいません。この事が全て物語っているように、市民の為の行政ではなく、自分達の立場の為の行政なのだと思ってしまいます。
他人任せと言わざるを得ないこと、行政の方々や校長先生を始めとした先生方は『日光市が安全と言っている以上私たちは日光への修学旅行を変更する事は出来ない』と、口を揃えて言われます。
私たちはこの言葉に凄い違和感を感じますが、行政の方々はそうではないのです。筋の通らない事がまかり通る世界。そう思って諦めるしかないのでしょうか。

ちがいます!私たち保護者は諦めずに「出来る事はやる」という事が大切なのです。

とは言っても・・・現実的にはこういった状況下で、修学旅行の行き先変更は厳しい状況にあります。しかし、初めから諦めていたら可能性はゼロです。
もし、ご自分の子どもを日光へ行かせる事に不安感や矛盾を感じる方は、出来るだけ早く行動して頂きたい!どう行動していいか分からない方は、私達で分かる範囲でよろしければ御相談に乗ります。アプローチをすべき管轄担当部署や学校、実際に経験して初めて分かった事などなど。
その時は、HP上のメールフォームから連絡頂ければ出来る限り早急に返信させて頂きます。どうぞお気軽にお問い合わせください。

最後に、日光修学旅行でのポイントを、重複する事もありますが箇条書きにして終わりにします。
1、日光市は『汚染状況重点調査地域』に指定されていること。
2、低線量被曝による健康への影響が不明な事が多いことから、感受性の強い子ども達に対  して『より安全安心』と考えるべきである。
3、日光修学旅行は、わざわざ、線量の高い地域へ子ども達を連れていくことになる。
4、日光市は、何の根拠も無く、事故後直ぐに(約一ヶ月後)観光安全宣言を発信したこと。
5、放射能問題に対する日光市行政の姿勢が子供たちにとって不誠実であること。
6、行政(教育委員会)が行き先変更の姿勢を示す事が子ども達にとって最善である事。
7、行き先変更の権限は、多くの地域で校長先生に一任されている事。
  (校長先生がその学校一校のみで変更する事は、ものすごく勇気ある決断が必要)
  
  以上。  


子ども達に対して「結果が全てではありません」とよく言います。しかし、放射能問題では正反対で『結果が全て』ではないでしょうか!?というよりも、そうでなくてはならないのです。そのためには、何が大切か?『結果が出るまでのプロセスの重要性』を保護者達が認識する事です。
子どもの放射能防護については、保護者に全ての責任があります。
子ども達は、自分で放射能防護する事が出来ません。

あっぷる家

2012年9月 2日 (日)

日光市の小学校除染状況レポート

<H24.8月24日、日光東照宮周辺の市立小学校の除染作業レポート>

◎はじめに◎
日光市が大規模な除染作業を開始しました。日光の放射線量を気にかけている人であれば事前に知る余地はあります。しかし、観光で訪れる殆どの人は、除染作業の事を全く知らないのではないでしょうか!?国は、除染作業中にその地域へ立ち入る事を良しとしていません。知らなければ被曝する危険から身を守る事も出来ないのです。こういった姿勢の日光市(日光観光協会)が発表している観光安全宣言をどうして信じる事が出来るのでしょうか!?


~除染作業レポート~ (何度も同じことを繰り返し発言していますがご了承ください)

日光市は2012年8月6日頃より、除染実施計画に基づき、小中学校、保育園、幼稚園の除染工事を約
億円かけて全82施設の除染を始めたそうです。
視察に行った8月24日当日も、5つの小学校のなかで4校が除染工事中でした。
82施設のうち0.23μSv/h以上(空間線量)が50校。82施設全ての施設で表土を3cmはぎ取り、購入した新しい土(茨城県から購入)で覆土するそうです。(新聞の記事をもとに)

*上記の日光市除染実施計画第1版pdfファイルは
こちらをクリック


*今回行った小学校を地図上に示しました。


◎小百小学校・轟小学校・今市第二小学校・所野小学校・安良沢小学校の5校

Photo_2
◎今回視察に行った5校中今市第二小学校を除く4校は、日光東照宮周辺に所在しています。
この位置関係で一斉に除染作業をした場合は特に、風向きによっては舞い上がりによる住民の方達や観光客への被曝の影響が懸念されます。しかし、これは防ごうと思えば容易に防げることです。
しかし、日光市は積極的な除染工事実施の告知を行っておらず、地元の方でも知らない住民は普通の生活をし、何も知らずに観光客は、三猿前で「おー」と歓声をあげてるのが現状です。
こういった対応にも、自己中心的な日光市の姿勢が表れているのではないでしょうか。


以前より修学旅行で子ども達を日光に行かせる事ついて疑問を感じており、何度となく現地調査をしてきました。
国の「汚染状況重点調査地域」に指定されている日光になぜ?どうして?子ども達を連れて行く事が出来るのか?それも、この様な大がかりな除染作業中に大人が自分の意思でならともかく、自分で判断できない子ども達を行かせる事は、放射能防護の観点から考えても言語道断です。


今回の調査中、学校周りで放射能測定をすると空間線量が以前(四月頃)よりも高めでした。断言できませんが、除染作業による放射性物質の舞い上がり等で数値が上昇していたのかもしれません。
この事から考えても、除染作業をするような場所に行く事は、子ども達が吸引する恐れがあり、無駄に内部被曝する可能性が大きくなります。



*写真や動画を撮ってきました。
画像が悪く見づらいと思いますが、除染作業状況をご覧ください。

{除染のお知らせ看板}
Photo


【小百(こびゃく)小学校除染の様子】


休憩中のお兄さんと少し話しましたが、作業中は長袖・長ズボン・マスクは必須とのこと。猛暑の中、大変そうでした。お疲れ様です!!

Photo_2


Photo_3

③地上約1メートル・ポリマスターPM1703MO-1Bで0.30μSv/h
Photo_4

④柵の「学ぶ子つよい子」看板の下
RADEX1008 0.51μSv/h ベータ14本
・直置き

Photo_7

⑤柵の「学ぶ子つよい子」の看板下
堀場 Radi PA-1000 0.777μSv/h
・直置き
Photo_6

⑥正門道路反対側 苔上
RADEX1008 0.41μSv/h
・直置き
Photo_8

堀場 Radi PA-1000  0.637μSv/h・直置き
Photo_9

動画




【轟小学校 除染の様子】
 

①正門
轟小学校は既に客土・地固めが終了し、校庭のコースライン引きの段階でした。
9月初旬に運動会が予定されている学校を優先的に除染工事が行われているようです。
しかし、校庭の除染が済んでも一歩校外に出れば写真の通り線量は高く、子ども達にとって優しくないのが現状です。


Photo_10

動画


②正門横の用水路際 
RADEX1008 0.94μSv/h ベータ31本
直置き
Photo_11

堀場 Radi PA-1000 1.109μSv/h直置き
Photo_12

動画  


【今市第二小学校 除染の様子】


この学校は以前敷地内で高線量の報告があったところ。
①正門前

Photo_13

②正門 ずらりと並んだ立ち入り禁止の看板
Photo_14

③除染作業
Photo_15

動画



【所野小学校 除染の様子】

①正門前
小学校の校門に歴史を感じさせる松が・・・

Photo_16

②除染看板
Photo_17

③除染の様子
この重機での掘削の深さは目測で30から40cm。
校庭の傾斜によるものか、線量によるものかは不明。
(予定では3cmと発表されていた。)

Jpg

動画

動画
道路挟んだ反対側の草むら


【日光小学校 除染の様子】

①正門前
Photo_18

②除染作業
Photo_19

動画
日光小校庭内
重機で作業中、そのすぐ側では、保護者か先生かは分かりませんが
ロープを持ちながらの作業。


動画
日光小正門前・雨水側溝(桝内の堆積土上約30cm)上の放射線量


【安良沢小学校】 

安良沢小学校は東照宮から徒歩でも行ける場所に所在。
この日(8月24日)は、除染工事はまだ着工されておらず閑散としていました。


安良沢小学校では、6月中旬に学校行事として児童・保護者で校舎周りの清掃が行われたようです。児童にも積極的に除草などの作業をさせたようですが、放射能の影響を考慮の上行われたかどうかは不明。
しかし、HPの写真からは全く気にしていない様子。

日光市行政の隠蔽による影響がこの様な事でも表れるのです。
空間線量が平均して0.23μSv/h以上の中で信じられない光景です。
仮に0.23
μSv/h未満でも、子ども達に作業させるべきではないのです。

校長をはじめとして教育者である先生方の姿勢が、こんなことで良いのでしょうか!?



①正門前

Photo_20

②学校裏(隣接する市民休憩所内) プレハブ小屋 雨樋
屋根のサイズは約7メートルX3メートル 約21㎡

Photo_21

③上の写真の雨樋拡大
雨どいすぐ下、コンクリート上に通常あることの多い苔が無く不自然。
良く見ると、デッキブラシの入る余地のない建物際にだけ苔が残っています。
ブラシか何かで洗浄した?けれども、やり方が適当で、除染マニュアルを無視した方法と言えるのではないでしょうか!?(私達の経験上での判断で想像の域を出ませんが・・・)
そして、汚染水の排水ルートを確保しなかった結果、コンクリート際の草地上にヘドロ状の枯葉がカピカピになって残っていると考えれば、この状況を説明する事が出来ます。
この部分を測定すると!!言い逃れできないくらいの高線量⇒下の写真・動画参照


Photo_22

④雨どいすぐ下のコンクリート上(洗浄したと思われる)は、堀場 Radi PA-1000 で0.383μSv/h
RADEX RD1008でベータが34本⇒掃除したものの除染しきれてないのでは!?

Photo_24

案の定、コンクリート際のヘドロ状カピカピの枯葉上は高線量!

堀場 Radi PA-1000 7μSv/h以上!!
RADEX RD1008 ベータ線が180本以上!!



屋根の面積約21㎡、たったこれだけの面でこの数字!!
このプレハブ倉庫の屋根は、面として東側に向いて建っています。
東側(福一原発方面)からの風に乗ってきた放射性物質がこの屋根に降り注いだのでしょう。
この事からも日光に降った放射性物質の膨大さが分かります。


Photo_25


動画
安良沢小校庭側のプレハブ倉庫(市民休憩所内)雨樋周辺の測定動画





*日光駅近くのスーパー駐車場
 苔の上 堀場 Radi PA-1000 1.712μSv/h

Photo_26


今回の除染作業現場を見て・測定してみて、、、。


滞在時間約五時間という限られた中で思ったような作業が出来ませんでしたが、日光市の放射線量の大きさを再確認しました。
ただ空間線量が高いという事だけでは説明しきれない日光地域の実情。
それは、とてつもなく大きな線源があらゆる所に存在する事で一番厄介な事!!日光は自然豊かである事。無数の杉林がありそれが仇となっている皮肉な側面。

皆さんもご存じの通り、木の葉も放射性物質のスポットとなり易いものです。
表面積の大きな杉の葉には特に溜まっている可能性があり、大きな線源になっていると考えられます。
他の場所にも上記に限らず日光には多くの線源があることは間違いありません。

放射性物質は勝手に無くなってはくれません。
その場所の数値が下がる事≒放射性物質が移動した(移動させた)だけなのです。人為的・自然事象で移動するのです。

大きな線源が無数に存在する日光では、いわゆる移染が常に起こっていると考えるのが自然ではないでしょうか。

この様な状況で、子ども達を日光に行かせる意味はありません。
そして日光市行政の姿勢もその理由の一つです。日光市の言っている事を信じる事が出来ないからです。
行政(国も含め)の言う事を未だに信じて(信じるしかないと思っている事も同じ)子どもに間違った行動をさせようとしている保護者の皆さん、後悔しないように行動してください!今からでも遅くありません。
皆さんの今現在できる限りの防護を子どもにさせて下さい。

放射能汚染問題はこれから先もずっとずっと続くのですから。

(ちょっと話がそれましたが・・・)
では、どうすれば良いのか?と考えると、継続的な除染作業は勿論の事、正しい情報を公表し、私達国民(市民)が自分で判断できるようにすること。そして、どこで測定しても法で定めるところの年間被曝限度1mSV未満にすること。日光の様に汚染度の高い所へは特にそうならない限り子ども達をその場所にわざわざ行かせるような事をしてはいけないのです。
日光修学旅行は、子ども達をわざわざ危険な日光に行かせるということになります。修学旅行先は、校長先生の一判断で変更可能
なのですから・・・。

重なりますが、放射能被曝に関して自分の子どもは自分で守るしかないのです。現状、国や教育委員会そして先生達は放射能から子どもを守ってくれませんので。

以上  
あっぷる家より

2012年8月31日 (金)

日光修学旅行No2・行き先変更の理由について

日光から箱根へ変更となった理由について

皆さんが一番気になるところの「行き先変更に至った経緯・理由」について書きます。

校長先生の置かれている厳しい状況の中での苦渋の決断であったと私自身は受け止めています。私達保護者は、行政や校長先生達が子ども達の為に率先して動くのが当たり前だと考えると思います。私たちも同感です。
しかし、実際は違うのが現状で、話を先に進めなくてはならない時、私たちも歩み寄り、お互いの立場(私は立場という言葉が本当は嫌い)を理解する努力も必要だと思っています。
スタンスとして、話し合いの場を何度でも持つようにし、出来るだけ紳士的な態度で進められるように努力する事が大切ではないでしょうか。勿論、時には子どもの事を考えて感情的になる事もあるでしょう。
たまに感情的になったとして、それを受け止められないような相手(先生)ならその程度の人間だと考えて、その人に合った対応を考える必要があるかもしれませんが、まずは相手を信じた方が得だと思います。


今回の決定に関して校長が判断材料とした事・・・。
それは、他の小学校と異なる状況を示し、それを行き先変更理由とする事ですが、結局は他の学校の児童達にも当てはまる事は間違いのないこと。

今回の校長先生の判断は、保護者の立場からすると賛否両論、様々な意見が出ると思います。が、私たちは校長先生との今までの付き合いの中で信頼しても良い校長であると確信していることで受け入れる事が出来ました。
前置きが長くなるのは、信頼関係があって成り立っている事を御理解頂いた上で皆さんにも読んで頂きたいからです。お願いします。


校長先生から伺った変更理由

①日光修学旅行に限らず、基本的に全員参加という考えである事。
(これは、うちも含め日光の放射能を心配している家庭の保護者が、子どもを不参加にさせる事を懸念してのことです。)

②私たちの学校には、信憑性のある検査データで、放射能により内部被曝している事が確認されている児童がいるという事。この児童の家庭では、原発事故以来の生活の中で、内部被曝を懸念して最善の注意を払っていた。それでも尿検査により被曝が実証されているという事は、他の全ての児童もかなりの確率で被曝している可能性がある事。

上記の事から、比較的線量が高い日光よりは、より安全なところへといった判断から行き先を変更し箱根としました。

以上が校長先生の変更理由です。


◎私が思う、本当の校長の本意は?という事を想像の域を出ませんが勝手に書かせて頂きます。

校長先生には、以前ブログでお示しした、日光の測定結果について分厚い資料をお渡ししていますし、時間をかけて話もしましたので、十分校長先生も把握して頂いていると思います。
また、校長先生自身もご自分で現地に行き、川口市が貸し出しているものと同じ簡易測定器で測定を行っています。
そして、PTA会長も私たちの話を聞いて下さった次の日には日光へご自分で測定に行って頂いたようです。その後、精度の高い測定器に買い替えて2度行って頂いたと聞いています。
そういった背景があって、校長先生自身も本当は、日光の放射能汚染の実情を変更理由にするべきだと思っていたはずです。
しかし、いろいろなしがらみ(私には理解しづらいもの)があって、熟慮を重ね、最終的な判断として「理由」と「結論」を天秤にかけて、「結論」をとることで児童にとって最善の判断をしたのだと思います。

校長が判断を下すことで、私が想像できないくらい校長に対する風当たりが強くなってしまうとは思います。それは、目に見えないものも含めてです。
正しい判断をして、こういう事になるこの世界は不可解であるというしかありませんが、悪い事をしてならともかく、良い事で出た杭は守らなければなりません。
私たちは、これからも今回の校長の判断が正しい事を証明するために、出来る限り活動を続けるつもりです。


*追記
今回の問題は、国の対応も同じで、全て隠蔽から始まっていると思います。
日光市や観光協会の利己的な対応は、日本全国での放射能問題における国民軽視と同じで、その縮図となっているのではないでしょうか。
法で定めているはずの「知る権利」を無視しているのですから、私の考えとして罰せられてもおかしくないと思っているのですが、そうならないのが不思議でなりません。

正しい情報を知る事も出来ずに判断できるはずありません。ですから、自分で正しい情報を得ようとすることは必然で、その得た情報を無視する事もおかしなことなのです。

他の地域で組織、個人に関係なく頑張って活動しておられる保護者をはじめとした皆さんと出来るだけ協力して前に進めたらと思っています。
行政や学校が出来ない・動かないと言うなら、私たちが出来る事は率先して行動し、得た情報を提供すればいいんです。
自分達で実際に動いて得た情報は堂々と胸を張って示す事が出来ます。
特に、数字として示す事の重要性をみんなが認識していればその意味も増します。
測定することが基本で始まりでもあると思っていますし、過去を振り返ってもこのスタンスで間違いはなかったと思っています。

あっぷる旦那

2012年8月30日 (木)

小学校修学旅行の行き先変更について


あっぷる旦那よりご報告



大手をあげて喜ぶ事ではありませんが、娘の通う小学校の修学旅行の行き

先が、慣例でもあった「日光」から「箱根」に変更されました。

(他の小中学校でも同じように変更になる事を願っています。)



二か月ほど前に校長先生と話す機会があり、その時の感じでは校長の心内で

は変更するかどうかについては既に決めている様子。

そして、保護者会当日・・・。

夕方になって、出席していた妻から電話にて、「箱根へ変更になった」と・・・。

理由の記載はここでは控えますがちょっと複雑・・・。

(理由はともあれ、日光へ子ども達を行かせずに済んだ事を何よりも嬉しく思いました。)



昨年から、日光の本当の姿を知って頂くために、校長先生とは幾度となく話し合

いを続けてきました。特に今年に入ってからは、私たちの話を真正面から受け止

めようと真剣に聞いて下さった校長先生の姿勢には頭が下がる思いです。

また、PTA会長も真剣に私たちの話を聞いて下さり、流すことなく受け止めて下

さった事にも感謝しています。

会長ご自身で日光へ三度も放射能測定に行って頂いた事を後で聞き驚きました。

有難うございました。


公表が今になってしまったのには、いろいろと事情があってのことと言うしかあり

ませんが、他の案件と同様、学校案件については校長の許可なくして公表しな

いと決めていた事もありでの事です。

(実は、今回のこの発表については、半ば強行?気味なのですが・・・出来るだ

け早く同じような思いで活動している皆さんにお知らせしたかったのです。

が、今になってしまい申し訳なく感じているところです。後で校長から呼び出しが

あるかも・・・ないかも・・・・・・
ないかも・・・・・ない様に!)



どこの小学校でも日光変更には否定的な保護者の方も多いと思います。

私たちも、時々そういった方がおられる事は耳にはしてました。

私たちも放射能問題がなければ、日光へ行かせてあげたかったです。

(( 志賀医師 曰く ⇒ 「男子も当然ながら、特に身体が著しく変化する女子

は、この時期に遺伝子レベル(細胞レベルとも)で影響を与える放射能から最大

限身を守るべきだと仰っています。被曝量に関係なくとも。 ))

『志賀医師紹介』
 
志賀 元(しが はじめ)医学博士 三重県出身

昭和59年、東京大学医学部医学科卒業

卒業後、東京大学医学部付属病院第一外科その他で消化器外科医として従事した後、埼玉医科大学総合医療センター高度救急救命センターにて10年以上勤務、

在籍中に災害時の救急と医師のネットワークとなる、「DMAT」発足に尽力。
この間に災害医療にも携わり、阪神淡路大震災、中越地震においては医療チームを率いて出動。
また、2002年のFIFAワールドカップの際にはさいたまスタジアム2002に災害医療チームのリーダーとして駐在した経験を有する。所属学会は、日本外科学会、日本救急医学会。

医学博士であり、日本外科学会認定医。

病院では、外科、救急科を担当。
現在は、医療法人創造会平和台病院の外科部長を努める一方で、地域医療の重要性を強く感じ自らが支援する手賀の杜クリニックにおいて今5月より土曜日の診療を担当。
土曜日診療においては放射線による健康被害を心配される方への甲状腺検査も行ないます。
また、医療と健康に関する講演なども行って参ります。

手賀の杜クリニックHP
http://www.tegamori-cl.com/

医学的にも、この時期に日光へ行かせることによる将来的な影響も含め不安が

懸念されるのに、何の根拠もない理由(日光市が測定して安全と言ってる・・・、

2・3日くらいなら大丈夫だろう・・・、日光の子ども達も普通に暮らしてるじゃない

か・・・、福島はもっと深刻だ・・・など)で、大切な子ども達を行かせるわけにいき

ません。



日光市同様、日光市観光協会は、安全アピールに躍起になっています。

業務委託したドイツに本社のある企業に日光市の放射能汚染レベルの評価をし

てもらっているようです。

下記参照↓

<良くある質問Q&Aとして観光協会が発表しているものの一部抜粋です>

以下が抜粋した文
ここから↓

放射線に関するよくある質問

Q) 福島原発の事故により放出された放射性物質は、日光では東京など他の都市とべ  てどれくらい多いですか?危険ですか?
A) 日光の中でも場所によって差がありますが、様々な調査・研究結果よれば、東京に比べておおよそ1~3倍程度の放射性物質が到来していると推定されています。
しかし、数日や数週間程度の滞在であれば、国が定めた被曝基準(限度)を超えるような恐れはまずありません。

Q) 修学旅行で3 日間日光に滞在します。健康への心配はありますか?
A) 東京や関西などに比べれば放射線量がやや高いのは事実ですが、3 日間の滞在であれば、国が定めた年間被爆基準(限度)の500分の1 以下の被曝量に過ぎません。

Q) 戦場ヶ原のハイキングをします。放射性物質の影響はありますか?気をつけなければいけない点は、どのようなことですか?
A) 戦場ヶ原地区にも放射性物質の沈着はありますが、日光の市街地に比べて遥かに少なく、東京都内よりやや多い程度であることが確認されています。どうしてもご心配な場は手洗いなどを徹底すれば更に影響は少なくなりますが、大気中にはほとんど放射性物質浮遊していませんので、マスクの着用等は過剰です。

Q) 世界遺産の社寺を見学します。放射性物質の影響はありますか?気をつけなければいけない点は、どのようなことですか?
A) 社寺の中(屋内)であれば、放射性物質の影響は皆無です。社寺の外であっても、数日から数週間程度の滞在であれば、国が定めた被曝基準(限度)を超える恐れはまずありません。どうしてもご心配な場合は、手洗いなどを徹底すれば更に影響は少なくなります。

Q) 仮に日光の放射線量が高いとして、生徒100人で旅行に行った場合、帰宅した地域校舎の放射能が高くなることはありますか?
A) 放射性物質は地面や屋根、排水溝等に定着していて、それが人に移行することはありませんし、また、放射線を浴びた人自身が放射能を帯びることはありません。したがって、生徒さんが帰宅したところの地域や校舎の放射能が高くなることはありません。

Q) お土産物で危険な物はありますか?
A) 食品以外のお土産物については、危険は全くありません。食品については、日光市が所属する栃木県が各種農産物の検査を行い、出荷基準値を上回るものについては出荷制限を行っています。これらの検査・管理体制は妥当と言えますので、出荷基準値を上回る食品が流通する可能性は極めて低いと思われます。また、そもそも出荷基準値は年間を通して継続して摂取した場合を想定して定められており、お土産物として。
一時的に購入したものであれば、懸念は更に低くなると言えます

*日光観光協会にある主な質問について、専門的な見地から、業務委託先の“テュフラインランドジャパン㈱”に回答いただいたものです。


↑ここまでが、抜粋した文

この文章を読んでどう思われますか?

私個人の感想にすぎませんが、観光協会の姿勢・意識の低さを、自分達の方か

ら示しているとしか思えませんでした。日光市の本当の現状を正直に公表し、そ

の上で姿勢を示すべきなのではないでしょうか?


例えば・・・

「日光市は、3.11福一原発事故によりこれくらいの放射能に汚染されてしまい

ました。私たちは、この現実を真正面から受け止め、事故前の美しい日光市を

取り戻すべく、市民の皆さんと一緒に頑張っていきたいと考えています。その為

には、市内外問わず皆様方の協力も必要となります。どうか、私たちに皆さんの

お力を貸して下さい!!」と、声をあげれば、たくさんの方が手を上げるのでは

ないでしょうか?日光には、私もそうですが特別な思いを持っている方が沢山い

るのですから。


国民、市民が不安に思う事・・・私が思うには、操作されたと思われる情報しか

与えてもらえないからで、その事で自分で選択する事が出来ず、その結果、風評

被害に繋がっているのではないでしょうか?




私たちは、日光市行政の姿勢、隠蔽と思われてもおかしくない情報開示、そして

実際に現地へ行き測定した結果を自分の目で確認することで現実を知ることと

なりました。



矛盾している事を平然と肯定する事は嘘を言っている事と同じことになるのでは

ないでしょうか?もしそのような事実があるとすれば、私はこのような事は許せ

ませんし大嫌いです。日光の実情を知っていて、自分に嘘をつき子ども達を裏切

る事は出来ません。



日光へ行かせたいと思っている保護者の方には申し訳なかったと思いますが、

その方々の子どもも含め、子ども達にとって今回の決定は本当に良かったと

思っています。自分達が、この案件で活動している事の重要さは間違っていない

と自負しています。



私たちは、日光修学旅行の行き先変更の動きが次から次へとなる事を切に願っ

ています。既に行ってしまった子ども達には何と言ったらよいか言葉が見つかり

ませんが、日光へ修学旅行や林間学校で行く予定となっている子ども達を出来

る限り行かせずに済むように、継続的な粘り強い活動をお願いします。



箱根に決まったからには、次は食材について話さなくては・・・と考えています。

食材については、場所に限らず同様の不安があります。

校長先生!これで終わりではありません。これからもお付き合いください!!

よろしくお願いいたします。



川口市行政(特に教育部長・教育学務課長はじめ学務課の皆さん)そして

各小中学校の校長先生をはじめとした先生方皆さんに!!



皆さんの立場・しがらみ・慣例といったような言い訳は聞きたくありません。
皆さん口を揃えてオウムのように「日光修学旅行に関しては、日光市が安全と言っている以上、私としては行き先を変える事は考えていない。」と仰ります。
ただ、与えられた情報で思考まで同じ、それ以上でもそれ以下でもなく、日光修学旅行に関してはまるで他人事。全く公平性に欠けた教育者として恥ずべき対応であると言わざるを得ません。

行政・校長先生の中で、日光へ何人の方がご自分で足を運び、ご自分で測

定し、ご自分の目で見て、ご自分の脳ミソで考え、悩み、結論を導き出した

のでしょうか?


私が知る限り、川口市内では校長先生で数人、行政では皆無です。
こんなことで良いのでしょうか?今ある目の前の仕事でイッパイイッパイでどうしようもない?平時であればまだ理解できます。私たちは勝手に活動しているのですから、そう言われればその通りと認めます。しかし、今は非常時なんです。3.11の福一原発事故以来、何も変わっていないのです。

日光修学旅行については、川口市教育委員会学務課が管轄部署ですね!!
あなた方が、しっかりと子ども達の為に先導していれば、各学校の校長先生達も迷わずに正しい選択を示す事が出来たのです。修学旅行行き先の決定権が校長先生にあるからと、都合の良い時だけ責任移譲するのではなく、自分達の責任を全うする事が、子ども達の為にある教育委員会となるのではないでしょうか!?これが教育委員会の本筋ではないですか!?

あなた方の中で、本気で子ども達の事を考えて、今回の修学旅行行き先につい

て悩んだ方が何人おられるのでしょうか!?


個人的にでも何でも構いません!現地に出向いて真剣に現実を見ようと努力さ

れた方は何人おられますか!?


管轄に関係なく教育委員会全体で取り組んでも何らおかしくない案件だとも思い

ます。



何度も言いますが、あなた方は子ども達を第一に考え、教育と合わせて学校生

活における健康生命を守る責任があるのではないですか!?


どうか、ご自分の責務を果たして下さい!!

お願いします。

2012年7月 6日 (金)

◎日光修学旅行案件についてのご報告◎ @usakawai

前回の「日光の放射線量・・・」についての記事を掲載してからかなりの時間が経ってしまいました。
しかし現在もこの件を含めて、流れが止まっている訳ではありません。

今後、新たなご報告が出来るようになりましたら改めて記事掲載させていただきます。

2012年5月17日 (木)

日光の放射線量・土壌測定結果(日光の真実) @usakawai

はじめに・・・
この報告を見て、ご自分の子供や孫をあえて日光に連れて行こうと思う方が何人いるのでしょう。
校長先生、担任の先生方、行政の方たちに言いたい!!
皆さんの子供・孫を連れて今の日光へ行きたいと思いますか?!
「2日間だからいいや」と思えますか?!


これが本当の日光の実情
日光修学旅行ルート放射能測定結果~まとめ~
   

2012年4月4日、11日、18日、30日の4日間で日光市の放射線量を測定してきました。

*今回の公表にあたり・・・土壌検査については環境省に確認(5月頭に)東照宮内測定結果については文科省に確認済み(5月15日)です。



◎先ずは、私たちが日光へ何度となく足を運び、放射線測定を行った理由について
お話します。

今年、娘の通う学校の修学旅行で行く予定の日光市(日光修学旅行ルート)が本当に安全なのか?と、以前から思っていたこと。


日光市は公式に・・・
「日光市は水も空気も食べ物も安全です!」
観光安全宣言を出しています。
私がネット等で調べ得た情報から、この観光安全宣言に対し『本当に?』と疑問を感じたこと。

また
、国が平成23年12月28日に日光市を「汚染状況重点調査地域」に指定したこと。

そして日光市の不誠実さ・利己的な対応からくる不信感が積もりつもって、本当の意味での子供たちの安全という観点から、自分たちで実測し、その現実を自分たちの目で見て確かめ、安全か否かを判断したいと思ったこと。


以上が、活動要因としてあげられます。

参考として
汚染状況重点調査地域pdfファイル

日光市観光安全宣言pdfファイル



今回使用した測定器について


 堀場 Radi PA-1000
 シンチレーション式カウンター(エネルギー補償無し。シンチレーション式 Cs137で2000cpm/μSv/hの感度)

  ポリマスターPM1703MO-1B
 CsIシンチレーション検出器とガイガーミュラー管の両方を搭載(エネルギー補償あり。Cs137で6000cpm/μSv
 /hの高感度。非常に反応速度が早い探索モード機能)

 RADEXRD1008
 ガイガーカウンター(エネルギー補償無し。γ線専用と、β線+γ線用の2つのGM管を搭載するこで
γとβを
 別々に表示


◎川口市と日光市の除染基準について


川口市の除染基準値・・・0.23μSv/h 地上5cmでの測定値。
日光市の除染基準値・・・1μSv/h 地上1cmでの測定値。

日光市は、ようやく今年度(平成24年4月)から国と協議の上、空間線量0.23μSv/hで除染を始めると発表したばかりです。
6・7月頃から幼、保、小、中、高校を中心に除染を始めるようですが、九億円強の除染費用です。こんな大規模な除染中に子ども達を日光に連れて行って良いわけがありません。何度も書きますが日光市は、「汚染状況重点調査地域」です。
風評被害を理由に日光市行政は被害者側にたった見解を示していますが、それにより二重三重の実被害を引き起こす恐れのある対応をしている事も認識していただきたいと思います。そうなれば、何にも知らない何の責任も無い子ども達が犠牲になるのです。


参考として
日光市除染実施計画pdfファイル



◎下記の表は(4月4日、11日、18日)と(30日測定)の測定結果をまとめたもの です。


【日光修学旅行ルート・4月4日、11日、18日測定結果】



4041118matome


【日光修学旅行ルート・4月30日測定結果】
430matome



◎以下は写真や動画で撮影した記録です。
*画像はクリックで拡大します。


【日光宇都宮道路 日光口パーキングエリア】

Nikkogutipa

<考察>
日光宇都宮道路に入り、大沢IC辺りから、車内に固定した(高さ115cm)の測定器(ポリマスターPM1703MO-1B)の数値が上がります。
林の間を走行すると数値が上がる傾向でした。
土沢IC辺りから車内で0.15μSv/hを常に超えるようになります。
遮蔽された車内測定値としては0.15μSv/hはかなりの高線量です。
(車内環境として、エアコンは常に内気循環にしていました)



{動画:日光江戸村}


http://youtu.be/VgAaS-9DXa8





【東武観光センター日光店 駐車場】

Toubup

<考察>
この駐車場周辺は空間で0.3μSv/h↑↓が続きました。
(修学旅行バス用の駐車場も含む)。
その日の気温や風向きにより数値が乱高下するものと考えられます。
空間と地上5cmの数値にそう大きな変化はありません。直置きはその限りではありません。
非常に反応が早いポリマスターPM1703MO-1Bでの測定では、3秒毎位に数値が目まぐるしく変化します。
ちなみに、川口市周辺で同機種により空間線量を測定しても日光のような激しい変化はありません。数値が変動したとしても0.06~0.09程度です。ある程度の風が吹いたとして、普段より基準値が高めの時でも0.08~0.11程度の動きです。
日光では数秒毎に0.15→0.28→0.26→0.17→0.14→0.20・・・といったように理解できない変動を繰り返しています。その時々で状況は異なるかもしれませんが、原因が想像の域をこえず、理解できない状況こそ一番危険であると考えるべきではないでしょうか?!

杉林や山、またはその他に大きな線源があり、風の動きや空気の流れで常に移動している可能性が大きいのではないでしょうか。
仮に今後、歩道を掃除したとしても、線源を特定した上で周囲の杉林などを徹底的に除染しないかぎり、数値は下がらないのではと思いますが・・・。
この事は、自分で実際に足を運び測定してみないと分からない事です。また、行政が行うような安全ありきな測定方法では無理な事です。なぜなら、子供たちの安全安心の為の子供目線(子供たちにとって)で測定を行っていないからです。

{動画:東武観光センター駐車場}

http://youtu.be/ahLFPNMUecM



{動画:東照宮西参道4月18日撮影}


{動画:東照宮西参道4月30日撮影}



【東照宮石碑まわり】

Tousyougusekihi

{動画:輪王寺駐車場から東照宮へ向かう坂道}

http://youtu.be/GOzyPdLcEo4


<考察>
地上5cmの測定で、川口市の除染基準0.23μSv/hを超える場所が多くあります。
子ども達が歩く場所もです。この映像は地上約70㎝での数値です。


【ニ荒山神社→東照宮】

Futaaraiyama

<考察>
ここも、川口市と比べると数値の変動が大きく、両脇の石垣上のコケに直置きすると0.23μSv/h(川口市の除染基準)を超えます。下の写真参照。
この0.154μSv/hという数値は日光市の中では低めですが、娘の川口市の小学校校庭の数値は地上1mでも直置きしても0.06~0.07μSv/hです。

【石鳥居→ニ荒山神社】

Isitoriiyokosugibayasi
<考察>
その日の天候や気温、風向き(空気の動き?)により数値が大きく上下していました。
ここも杉林参道の両側にある石垣上は平均して0.3μSv/h前後(直置き)あります。


【五重塔の前】

Gojyuunotou

*参拝受付所の建物全体を載せる為に一部グーグルマップの画像をお借りしました。



<考察>
[重要]
子ども達が東照宮内にいる間、鳴龍など建物内以外は、多くの時間を川口市の除染基準0.23μSv/h以上の放射線に被曝する事になります。
この線量を最小限にする方法としては、整列した子ども達の周囲を測定器を持った大人がぐるりと囲んで、放射線源を探しながら、10cm単位の移動をさせるしかないのです。
それでも、大きな線源の原因であろうと思われる周囲の杉林等から飛んでくる放射線は避けようがありません。

この事を娘の通う学校の校長先生に話したところ、線量の高さは認識してはいるものの、この様な事は不可能であると話されていました。この事を理解い ただいているにもかかわらず、危険を承知で子ども達を日光に行かせようとする校長先生の考え方はどのような理由があるにせよ保護者として到底受け入れられ ない事です。


【東照宮正門横】

Seimonyokowc
<考察>
これは18日に測定した写真です。
30日測定時には枝は掃除されていましたが、線量は0.8μSv/h↑でした。
放射性物質が沈着しているのだと思います。



【三猿周辺】

Sansaru
<考察>
三猿から約1mのところで直置き0.475μSv/hです。
子ども達が集まる足元でこの数値です。
石畳は掃き掃除等してありましたが、その両側にある砂利は例外なく0.23μSv/h(除染基準値)を。超えると考えられます。
この石畳を歩いている間、子ども達は足元から被曝し続けることになります。



【神興社雨樋水受け下】

Sinkousya



【眠り猫受付所雨樋】

Nemurinekouketuke

<考察>
眠り猫に行くには、必ずこの通路を通ります。
宮内の建物のほとんどがむき出しの雨樋ですので、そこを測定すれば高い線量が出ると思われます。
こんなに小さな屋根の面積の雨樋でも0.9μSv/h以上です。



【眠り猫入口付近】

Nemurineko
<考察>
ポリマスターPM1703MO-1Bで測定した0.54μSv/hの部分(4月18日)は後日(4月30日)に堀場Radi PA-1000で直置き測定したところ、0.8μSv/hを超えていました。
子ども達はこのすぐ横を通ります。


【鳴龍】

Nakiryu

{動画:東照宮石碑下・五重塔横・表門・眠り猫付近}
http://youtu.be/2F2Hjk-OJwo




【家康墓】

Ieyasu

<考察>
子ども達は家康の墓へ向かう階段休憩所の雨樋横もすぐ近く(約1m)を通ります。
日光市内では1.263μSv/h(雨樋での比較)は特別高い値ではありませんが、それでも川口市(雨樋で)と比較すると20~30倍です。
川口にいる時よりもその分被曝をする事になります。


【華厳の滝駐車場からエレベーターへ向かう歩道堆積土】

Kegontakip
<考察>
華厳の滝駐車場からバスを降りてエレベーターに向かう歩道側。
ここも子ども達は1mくらいの所を何も知らずに歩いて行きます。
川口市の娘の学校だったら、これくらいの数値でも間違いなく除染対応し、立ち入り禁止にします。

{動画:華厳の滝駐車場からエレベーターへ向かう道}

http://youtu.be/oj3axl5qRDY


【華厳の滝周辺】

Kegontaki
<考察>
華厳の滝の数値もその日の気温や風向きにより数値が上下しました。この日の滝方面からの水しぶき混じりの風の影響かもしれませんがはっきりとした事は不明です。



{動画:華厳の滝第一駐車場}

【自然博物館周辺】

Sizenhakubutukan
<考察>
日光市の姿勢が問われる数値です。
公共性のある場所で4.419μSv/h(直置き)は、ちゃんとした策を講じてこなかった証だと思います。
日光市はこのような場所が多くあることを把握している中で、観光安全宣言を出しています。

{動画:中善寺温泉バスターミナル4月11日測定}

http://youtu.be/TEF71CNZPTU



{動画:中善寺温泉バスターミナル4月30日測定}

http://youtu.be/7pEmZ9Fh7zY




{動画:自然博物館周辺}

http://youtu.be/Badt-uYPQI4



【某食事処裏通り】

Soykujiuradoori
<考察>
こども達が昼食予定の食堂裏通りです。
屋根の面が大きく、一つの樋に集中すればするほどこういった場所の線量が上がるのは日光が例外というわけではありません。
しかし、日光のように川口市とは比較にならないほどの放射能汚染地域では、例外なく雨樋下の線量計の数値はかなり高くなります。
この写真が示す0.830μ㏜/hは、日光市内では当たり前の数値で簡単に探す事が出来ます。
地元住民はこの現実を知らされていないのではと思います。その証拠に日光市駅近くのここ以上の線量が測定された公園では、子供たちが楽しそうに飛び回っていました。この現実の意味するところを皆さんもお考えください。



【龍頭の滝】

Ryuuzu



【いろは坂の「に」】

Irohasakani
ここの空間は堀場 Radi PA-1000の測定器で0.25μSv/h↑(地上約1m)計測、五分ほどでしたが継続的な数値です。(車の調子が悪く一時停車、エンジンルーム確認中同乗者が測定)

{動画:いろは坂「に」地点と「剣が峰」滝眺望台}
http://youtu.be/e8_a1h07wJI




【いろは坂黒髪平】

Irohasakakurokamitaira



【いろは坂明智平観望所手すり】

Aketi

{動画:いろは坂 明智平 空間と雨樋}



【いろは坂明智平駐車場】

Aketip

{動画:明智平駐車場}

http://youtu.be/M5uS24sYz4A


【いろは坂明智平 施設裏側】

Aketidairauragawa
<考察>
この雨水桝からパイプ方向に測定器を向けると線量が高くなる。この大きなパイプの下は相当高いのでは・・・・・・・。



【中禅寺湖 湖畔道路枯葉】

Tyuzenjikohan
道路の形状で水が集まりやすい場所の上にある枯葉はどこも数値が高めでした。


{動画:中禅寺湖ボート乗り場}



【戦場ヶ原入口付近 駐車場】

Senjyoup

修学旅行時子供たちは、ここから戦場ヶ原ハイキングコースに行きます。


{動画:戦場ヶ原入口 三本松の裏広場}

http://youtu.be/JDHGvAuHkqo



【戦場ヶ原 記念撮影場所】

Boutyayasatuei
空間線量はそれほど高くありませんが、堆積土等の上は0.23μSv/h(川口市除染基準)を超えるところがあります。


【戦場ヶ原見晴台】

Senjyoumiharasidai
戦場ヶ原の説明ボード前の手すりの下 足元の数値です。




【戦場ヶ原入口 赤沼橋】

Akanumabasi

戦場ヶ原看板前の歩道。赤沼橋の堆積土は0.7μSv/h↑でした。


{動画:戦場ヶ原入口 赤沼橋}



【東武ワールドスクエアの周辺】

Toubuworld

この辺は空間線量が常に高めですが地元の子ども達は普通に遊んでいました。


【複合スーパー駐車場】

Superp



【江戸村付近の某八百屋駐車場】

Yaoya



【日光市相生街区公園】

Aioikouen

<考察>
こういった公園では、測定を行った当日も小さな子ども達が満面の笑みで楽しそうに飛び回っています。
付き添いの保護者も何の問題も無い様子でした。ちゃんとした情報が提供されていないのが現状のようです。


【日光市体育館前】

Taiikukan

<考察>
この体育館雨樋からは日光市の測定で以前に
27μSv/hという恐ろしい測定結果が出たようです。
現在は除染して1μSv/h↑↓まで下がったようですが、それでも約1μSv/hです。




【日光市体育館交差点角核種検査結果】

*夫が採取した土壌を検査機関に依頼しました。

Taiikukanbq

セシウム合算で115,111.7Bq/kgを平方メートルに換算し、文部科学省の航空モニタリングマップに照らし合わせたものはこちらです。日光市の土壌検査データ(あっぷるHP)
マップと照らし合わせると福島原発から数えて2番目の黄色の区分に入る数値となります。



【明智平ロープウェイ手すり下堆積土核種検査結果】

*夫が採取した土壌を検査機関に依頼しました。

Aketikanbousokutei




【明智平ロープウェイ駐車場堆積土核種検査結果】

*夫が採取した土壌を検査機関に依頼しました。

Aketipsokutei




【養殖ヒメマス放射能検査結果】

*中禅寺湖湖畔食事処から分けていただきました(地物・養殖)

Himemasusokutei
養殖ヒメマスで可食部のみの数値です。


【日光の舞茸放射能検査結果】
*日光市内某八百屋にて購入

Maitakesokutei

*舞茸については20パックほど購入しましたがラップを開封し忘れてしまい、1週間以上保管しておいた為、腐ってしまい汁を全て捨ててしまったので汁ごと測定すればおそらくもっと高い数値だったと思います。



◎日光修学旅行ルートの放射線測定マップ(車内固定測定)
川口市⇔日光観光ルート車中測定マップ(クリックで詳細ルートマップが開きます)
ポリマスターPM1703MO-1Bによる車中助手席・内側窓固定測定 (道路地面から約115センチ、念のためエアコンは内気循環で測定)




[現地で実際に測定をしてみての考察] 

日光市が発表している測定数値は、敷地の真ん中を測定しているのでしょうか?
低い数字ばかり見つけて発表するのではなく、市民の安心安全を一番に考えていれば、雨どいや堆積土の線量も測定し、汚染箇所を見つけて公表する事が大事なのではないでしょうか?

先日こんな事がありました。
私が、日光市のK市議会議員さんに東照宮内の数値について汚染箇所を報告し「修学旅行で子ども達が歩く場所を除染して貰いたいがどうすれば良いのか?」と質問したところ、以下の返信をいただきました。

K市議会議員の返信文
「昨年の原発事故から修学旅行で日光にお越しになる保護者の方から、多くの問い合わせを頂いております。
私の所属している常任委員会の中でも修学旅行で来訪される児童の皆さんへの対応に関して、質疑や要望が出されました。
県外の教育委員会の方や、保護者の方、議員の方などが測定に訪れられている事も、耳にしております。また、私も測定機を購入し自分の目で確かめようとしていますが、簡易測定器は目安として役立ちますが、正確に近い数値は期待できないようです。注①
この度の国の重点地域に関する除染に関しては、シンチレーション式で決められた測定方法を基に測定した数値を用いることになっていますので、安価な簡易測定機では測っていないようです。注②
日光市のHPで公開されている市内観光地の測定結果を下記に記載しましたので、ご確認いたたければと思います。
取り急ぎ18歳以下の子どもたちに関する除染からのスタートとなりますが、今後一般家庭や観光地、公園などに関しても除染する方向で検討しているようです。
少しでも安心して日光市にお越しいただけるよう、関係機関と連携を取ります。

市内の主な観光地(31地点)を週1回測定しています。(5/7発表分)

http://www.city.nikko.lg.jp/shinkou/gyousei/jishin/documents/20120507.pdf



K議員の文中の注釈に対する私達の考えを下記します。


注①・・・そうです。議員さんのおっしゃるとおり目安ですが、私もプロではないので100点な事はいえません。しかし、この議員さんは何をもって正確な数値とされてるのでしょうか?高額な測定器ならイコール正確な数値なのでしょうか?高額なものであっても、扱う人がその機械の特性を理解せずに使用すれば、宝の持ち腐れになる可能性だってあります。
注②・・・値段が高い安いで判断されているような文面ですがどうでしょうか?確かに高性能の測定器は高価なことが多いですが、比較的安価なものでも、その機械の特性を理解して使用すれば、汚染状況をちゃんと判断する事も出来ますし、比較も出来ます。日光市で使用している測定器は、日立アロカ製のTCS-172Bだと思います。
総合的に考えてこの機械を全てのケースで使用すれば、効率が悪いですし、経費面でも無駄が多くなります。
K議員さんも実際に現場に出て日光市内すべてを、この機械で測定してみてはいかがでしょうか?それから、その後、もう一度発言してみてください。

このK市議会議員をはじめ、こんなに多くの教育委員会関係者や議員さんが測定に行かれて、何故修学旅行で絶対外せない東照宮の汚染箇所を見つける事が出来ないのでしょうか?意図的に?と疑ってしまいます。

福島原発事故からもう1年以上たっているのです!
測定も形式だけの測定では?ご一行様という感じで敷地の真ん中しか測定していないのでは?と疑ってしまいます。
行政としての?!職員としての?!観光関連業としての?!・・・立場を理由にした判断は、結果子ども達の健康生命を脅かすものであり、このような事がどうして許されるのでしょうか?
低線量被曝の影響が絶対的に解明されていないからこそ、より慎重に安全な方策をとる事が特に子ども達にとって必要な大人の最低限の責任です。そして原発事故以前に法で定められていた年間1mSv/hという被曝限度を守る事です。これを基準にすることが放射能に対する人間の安全を守るための唯一のライン引きになるのではないでしょうか?!


最後までご覧いただき有難うございました。
4日間という限られた中での測定ですので完璧なデータにはなっていませんが、今の日光の現状をある程度は伝えられたかなと思っています。
私達も日光市全体の汚染状況や汚染傾向をある程度は把握する事が出来ました。

私の住む川口市の小学校でも、今月から修学旅行が始まります。

皆さんも考えてみてください。
もしも、放射性物質に{色}がついていたとしたら・・・
川口市が肌色くらいで、日光は真っ赤ですね!これだったら、きっと日光に子ども達を連れていこうなんて、どこの小学校の校長先生も思わなかったでしょう。皆さん、透明マジックにまんまと騙されてしまっているのです。といいますか、自分から望んで騙されたフリをして、自分も騙しているのです。
色々な圧力に押しつぶされて・・・。

子ども達が被曝しませんように祈っています。

2012年4月 4日 (水)

日光市の汚染マップと修学旅行ルート @usakawai

日光市HPに載っている日光市放射線量マップの汚染マップと修学旅行ルート・日光観光地とを照らし合わせてみました。

川口市の除染基準は0.23μSv/hである事は皆さんご存知かと思います。
除染基準というのはどういう意味を持つか・・・・・・?
市立小学校の修学旅行は川口市の除染基準(0.23μSv/h)を軽く超える場所が多くある日光にわざわざ子ども達を連れて行こうとしています。
除染をしなければならない基準値を超える場所にですよ!!

今一度、このマップを見て皆さんも一緒に考えてみて下さい。

環境省が定める全国の放射線汚染状況重点調査地域に指定された都市名が下記に貼り付けたファイルに一覧となって出ていますので、この中に日光市が含まれている事をご確認していただき、この事の重要性を考えていただければと思います。
汚染状況重点調査地域を指定する件(平成23年12月28日環境省告示第108号) [PDF:65KB]

【日光市発表の汚染マップ画像】 
Photo    
【修学旅行ルート・観光ポイント】
Photo_2

【上の2つの画像を重ねてみました】
Photo_3

汚染マップと修学旅行・観光ルートのpdfファイル

【川口市の基準-川口市のHPから一部抜粋-】
放射線量が高いとする判断基準
毎時換算値0.23マイクロシーベルトを基準値とします。
(国が示した、年間1ミリシーベルトと大地からの自然放射線量の合計数値)

放射線量低減化対策

1回目の測定で基準値を超える数値を計測した場合、その計測地点が、日常、児童・生徒等が立ち入る箇所の場合は、直ちに、柵等を設け、立ち入りを制限します。

 

放射能は見えません。においもしません。

修学旅行で汚染箇所を避ければ児童の安全は確保出来るとどうして言えるのでしょうか。
この地域に住んでいる子ども達の事を考えると胸が痛みます。

観光安全アピールに力を入れる前に子ども達の健康生命を守る事に国や行政は力を入れるべきでは無いでしょうか。


『観光客 日光、275万人減 那須、120万人減 栃木』
*産経新聞記事より抜粋

産経新聞 3月31日(土)7時55分配信

 ■原発事故の風評被害直撃

 日光市と那須町は平成23年の1年間の観光客数を発表した。日光市は前年比約275万人の減少となり那須町が同約120万人も減った。東日本大震災による福島第1原発事故の風評被害が県内の2大観光地を直撃した格好となった。(野々山暢)

                   ◇

 23年中に日光市に訪れた観光客は、入り込み数は約275万人減って約863万人(前年比24・1%減)で、宿泊客数が約276万人(同23・6%減)。平成元年から残っている市の統計で、入り込み数が1千万人を、宿泊客数が300万人を下回るのは初めて。

 月別で見ると、入り込み数は震災が発生した3月が約30万8千人で前年比約53%減。夏休みの8月は約101万人(同約27%減)、紅葉シーズンの 10~11月は2カ月間で計約208万人(同約21%減)だった。宿泊客数も、3月は約9万5千人で前年比約63%減となった。

 市は、世界遺産の二社一寺などを海外に向けてアピールしてきたが、外国人の宿泊客数は年間約2万7千人で前年比63・4%減と大きく落ち込んだ。22年 に宿泊客数が最も多かった4月は723人のみで約94%減少した。年末にかけて回復の傾向をみせたものの、年間を通してみると大幅減少は避けられなかっ た。

 那須町も同じ傾向だ。観光客数は各月とも前年を下回り、特に昨年3月は前年に比べて約20万人の大幅減となった。4月も約14万人減少し、天候に恵まれ観光客の回復が期待された10月も約16万人も減っていた。

 宿泊施設別の利用状況では、旅館・ホテルだけで宿泊客は前年に比べ約30万人減少。ペンションも約4万人前年を下回った。

 ただ、那須町では客層の変化もみられた。首都圏からの観光客は減ったが、福島県など東北方面からの観光客が増加。東北地方の被災者を対象にした高速道路の無料化や、一部の宿泊施設で被災地からの観光客を無料化したことなどが要因となった。

 いずれも観光都市としてダメージは大きく、日光市観光振興課は「空間放射線量の公表など、安全をアピールするためにやれることをやっていくしかない」と話している。


『追記』その後、(この記事を書いた後の2012年4月16日) 日光市は放射線量マップを更新しています。(積雪通行止め等未測定箇所あり。)
ご判断はそれぞれ皆様の考えでお願い致します。

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